モネの池(名もなき池)に学ぶ事。「名所」「観光地」の誕生の瞬間。

昔からそこにあった。

誰かが投稿したSNSの写真が火種となって今は岐阜県の代表的な観光地、名所の一つにもなっている通称「モネの池」。
「名もなき池」とあるように元々そこにはこの池は存在していて、特に観光地でも名所でもなかったというところから、いろいろと考えるものがありました。
現在の「モネの池」と同じ景観の池になったのは1999年だったとの事で、SNSによるブームが2015年に起こったようです。


地元の人にとっては「普通」であってその価値や素晴らしさに気付かないという物事は結構あるように思います。

そしてモネの池と同じように、
こんなに素晴らしいのに誰にも知られていないという場所が、
まだ日本にはきっといくつもあるはず・・・

ソウイウ場所ヲ見ツケラレル人ニボクハナリタイ。(宮澤賢治の"雨ニモマケズ"風に)


音楽でいうところの「曲」もきっと同じだと思います。
大きく取り上げられれば有名な「名曲」となり、
名曲であるのに その存在を知ることが出来ていない曲というものがきっとたくさんあるはずだと思うのでありました。

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