ここ最近の世間の様子を見ていて(主にネットで)、今年は「リモートワーク元年」と言える年になると思いました。
テレビもラジオも遠隔中継やオンライン対面を取り入れる傾向、
これを機にYouTubeを始める有名人、その他配信に力を入れる人たちの増加、オンラインレッスンの増加、オンライン授業に取り込み始める学校、多くの会社で始められたテレワーク(在宅勤務)、お持ち帰り・宅配・ネット通販に舵きりをする飲食店・小売業 など、
また、執筆(出版)活動や創作活動、レコーディング活動に力を入れるアーティスト、
進化論で「厳しい環境の変化に対して、それに合わせて自身が変化出来たものが生き残る」という論が今まさにリアルタイムで現実世界で起きているのを垣間見ている気がします。
そして かく言う自分は現在の所「変化できていない側の生物」ですので このページを見て下さっている皆様どうかご安心(?)ください。
そんな中で女優の「杏」さんが弾き語っているカバー曲の動画の「教訓1」(原曲:加川良)という歌とその歌詞がとても沁みました。
昭和中期の歌で、「お国(権力者たち)のために命を捧げる」よりも、どんなにみっともなくても構わないので「逃げてでも生きる」事も美しいと肯定してくれている歌ですが、
現在においても権力や見えない圧力、自分が間違ったと感じた選択から「逃げる」、「逃げた」事へ恥じてしまっている人たちの心に深く沁み入る、肯定感、自信を取り戻させてくれる歌だと感じました。
女優としてだけでなくこんな弾き語りの才能を持っているとは知りませんでした。
原曲を知らなかった分、杏さんバージョンのほうが良く感じてしまったのはきっと自分だけではないだろうと思っています。