[~入りたい部活がないなら作ってしまえ~ (☆中学校・高校で「ハーモニカ部」を作るための説明書 ☆(創部)]
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3章 ■ 参考になる創部、部活の事例(実例)
3-1 高校時代「登山部」を作っていた一つ下の学年の生徒たち(男子・女子)。
3-2 高校時代「クイズ研究部」を作って、まさかの全国高等学校クイズ選手権で日本一に輝いていた2つ下の学年の生徒たち(男子・女子)。
3-3 高校時代「硬式テニス部」を辞めて、「音楽部」に入りなおし、素敵な高校生活を送った同級生(男子)
3-4 高校時代「バスケ部」を辞めて、「陸上部」に入りなおし、高校生活を立て直した同級生(男子)
3-5 中学時代の廃部寸前の卓球部
3-6 大学時代、自分たちの卒業の代で潔くサークルを閉じる事を考えていた同学部・同学科のカヌーサークルの同期(男子)。
3-7 大学の クラブ(部活)、サークルの種類の多さ。
3-1 高校時代「登山部」を作っていた一つ下の学年の生徒たち(男子・女子)。
高校時代、化学の先生(男性・40代後半(推定))が登山好きのベテランで、授業中にもよく登山のエピソードを聞かせてくれて、
その頃はまだ登山に全く興味はなかったのですが、滑落した人をロープを使って仲間と一緒に救助した話や、その他リアルな話は、聞いていて楽しかったです。
そして高校3年生の半ばくらいになったころ、2年生を中心にその先生が顧問で「登山部」というものが出来ていました。
元々登山が好きな生徒が偶然何人かいたのか、先生の話を聞いて登山に興味を持った生徒が先生と一緒に登りたいと思ってそうなったのかは分かりませんでしたが、
部員と思われる女子生徒たちが放課後とても楽しそうに先生と話しているのを見て、先生と生徒がこんなに仲良く楽しそうに活動できる部はなんて素敵なんだろう、そして先生羨ましすぎるとも思いました。
3-2 高校時代「クイズ研究部」を作って、まさかの全国高等学校クイズ選手権で日本一に輝いていた2つ下の学年の生徒たち(男子・女子)。
知らない間に2つ下の学年の生徒たちが「クイズ研究部」というものを創っていて、その生徒たちが高校2年生の時に、高校生クイズ選手権でなんと全国優勝をしていました。決勝戦ではあと1問敵チームが正解したら終わりという時点から怒涛の(たしか)7問正解で逆転優勝するというドラマチックな展開だったのを覚えています。しかもメンバーの一人はハーモニカ紳士の中学の時の後輩、しかも部活も同じ(軟式テニス)だったという人物でした。とてもさわやか、にこやか、男前で、人柄の良い人物だった事を覚えています。なので微妙に悔しさのようなものを感じつつも祝福したい気持ちだったことを覚えています。どういう経緯でクイズ研究部を創るに至ったのかは分からないのですが、創部から2年でまさかの全国優勝とは、本当にすごいことだと思いました。
3-3 高校時代「硬式テニス部」を辞めて、「音楽部」に入りなおし、素敵な高校生活を送った同級生(男子)
高校時代に入った硬式テニス部。最初1年生だけで20人くらいいたのですが、1年の途中で15人くらい辞めていくという形になりました。
ハーモニカ紳士も辞めていった一人です。高校は中学に比べて部活を辞めたり別の部活に入りなおしたりという割合が多かったです。
そして、硬式テニス部を辞めていった者たちのそれぞれのその後の身の置き方で、高校生活が良いものになったか、良いとは言えないものになってしまったのか、分かれていった気がします。
別の部に入ったものの、部員になじめなかったり、その競技になじめなかったりで入ってすぐやめてしまって、その恥ずかしさや入り直しに失敗した自分に情けなさを感じて長いトンネル時代に突入してしまった生徒もいれば(ハーモニカ紳士含む)、入りなおしに成功して上手くいった生徒もいます。
そんな中、硬式テニス部を辞めた後「音楽部」という名前の部に入りなおして、順調に過ごした同学年男子がいました。
「音楽部」という名前、「音楽」と範囲が広く具体的な活動内容までは分からなかったですが、ピアノと歌とで合唱のような感じと楽器の演奏もしていたイメージです。ちなみに男女混合の部です🌠
「なんでテニスから音楽部?」とみんな言っていたような気がするのですが、もともとそちら方面の心得も少しだけあったとのことでした。
この時期にハーモニカに出会っていたら、どんな高校生活になっていただろうかと思うハーモニカ紳士です。
3-4 高校時代「バスケ部」を辞めて、「陸上部」に入りなおし、高校生活を立て直した同級生(男子)
同じく高校1年生の時、同じクラスの生徒でもやはり部活を辞めるという生徒がけっこういました。その中でバスケ大好きだけど実力不足なために普段の練習でも他の部員の足を引っ張ってしまっていると理由で、他の部員に追い出されるように辞める事になって落ち込んでいた子(男子)がいたのですが、陸上部に入り直し引退まで続けて無事に良い高校生活を送ったのではないかという感じで、何となくバスケよりも陸上部のほうが合っていた感じもあり、良かったなあと見ていて思いました。
陸上部も練習は男女混合みたいな感じで恋愛的な発展や、破局が原因で部長が辞めたりという事もあったようです。
高校となるとやはりそういう事が多いようで、そうえいば硬式テニス部でもマネージャーが辞めたりなどありました。
3-5 中学時代の廃部寸前の卓球部
中学時代、卓球部の部員がゼロで廃部になりかけていました。長く続いていた部なので、部員数ゼロでも廃部にはなっていませんでした。
二つ上、一つ上の学年でも入部者数ゼロ、自分たちの学年では入部者数ゼロ、そして自分たちの一つ下の学年が入学した時にようやく3人ほど入りました。
創部ではないのですが、先輩がいない、「自分たちが始めた」と感じられる部活の始め方だったと思います。
そして学校の部活で「先輩がいない」という条件は、かなりありがたい条件だとハーモニカ紳士的には思っています。
中学校あたりから上下関係というものがだいぶ強く出来上がってきて、先輩という存在が何か嬉しくない存在に感じてきてしまった人も多いのではないでしょうか。
おそらくゆるい部活や文科系の部活なら先輩、後輩で和気あいあいとした部活にできたのではないかと思います。
なのでおそらく「ハーモニカ部」ならその理想を叶えられる可能性はかなり高いだろうと思っています。
3-6 大学時代、自分たちの卒業の代で潔くサークルを閉じる事を考えていた同学部・同学科のカヌーサークルの同期(男子)。
大学時代に「カヌーサークル」というクラスメイトが入っていたサークルがあって、サークルとしてとても理想的な素敵なサークルに感じていました。
そんなサークルが、もう自分たちの代でサークルを閉じて、新入生の募集もしない方向を考えているという話を聞きました。
「良いサークルだった」「良い活動が出来て十分満足だった」という理由だった気がするのですが、部外者ながら何か愛しさと儚さとを感じる心境でした。
ちょうどハーモニカ紳士が創ったハーモニカサークルが、今後 1,2年果たして存続しているかどうか・・という感じで、
特に根拠もなく「存続させないといけない」という気持ちにとらわれていた中で、この思想には救われるものがありました。
そしてハーモニカサークルもその後 1,2年で無くなる事になり、
カヌーサークルのその思想を聞いていても、当時はその事を「失敗」・「負け」というような捉え方をしてしまっていたと思います。
今は、「良かった」。「上手く活動できたとは言えないかもしれないけど、それでも十分良い活動が出来た」と思っています。
3-7 大学の クラブ(部活)、サークルの種類の多さ。
大学では中学、高校よりも、さらに多い部活、サークルが存在します。中学、高校にはない特殊なサークルもたくさんあります。
ネットで「"大学名" + サークル 」や「大学 変わったサークル」「大学 ユニークなサークル」などと調べるといろいろ情報が出てきます。
ハーモニカ紳士は大学に入ってからその事を知ったのですが、
中学生、高校生の時点でそれを知っておくと、
視野が広がるというか、創部しようとする際の気持ちに余裕が生まれると思います。