アンプと Bluetoothスピーカーのワット数(W)の表記のズレについて考える。

ハーモニカ演奏のためのマイク、アンプの購入欲求が強くなってきたこの頃、
自分なりに色々と調べて情報がまとまってきたので、ひとまず現時点(2020年03月)で、備忘録的にこのページに残しておきたいと思います。

まずマイクに付いては、
ハーモニカでマイクを使いながらハンドビブラートも使えそうで現時点で最先端なハーモニカ用マイクな気がする SUZUKIのHMH-100というマイクが最有力候補です。

アンプについては、
・SUZUKIのハーモニカ用小型アンプ「SPA-03」 https://www.suzuki-music.co.jp/products/18721/#spec
・ヤマハのリチウムイオン電池、Bluetoothを採用した時代の先を行く最新型 小型アンプ「THR10II Wireless / THR30II Wireless」https://jp.yamaha.com/products/musical_instruments/guitars_basses/amps_accessories/thr-ii/specs.html#product-tabs
・ローランドの小型アンプ「MOBILE CUBE」 https://www.roland.com/jp/products/mobile_cube/specifications/
・ローランドの路上ライブの定番として有名な中型アンプ「CUBE STREET」https://www.roland.com/jp/products/cube_street/specifications/

計4機種が最有力となっています。
   

そして、調べるうちに分かったことが
アンプ、スピーカーの音量を表す数値である、W数(ワット数)の値と実際の音量とが全く一致していない
という事でした。

まず、一番音量が小さいスマホやノートパソコンが、1W~4W という表記。

500g程度、500mlのペットボトルと同じくらいの大きさのBluetoothスピーカーが、20W という表記。

1kg前後、1Lのペットボトル、1Lの牛乳パックと同じくらいの大きさのBluetoothスピーカーが、30W という表記。

そして、楽器演奏・ライブ演奏用のアンプについては、何故かそれらに比べてW数が非常に低く、おそらく 1/10 程度に 表記されています。

SUZUKIのハーモニカ用小型アンプ「SPA-03」については、3W(重さ 3kg)、
ヤマハの最新アンプ「THR10II Wireless / THR30II Wireless」は、Bluetoothスピーカーと同じく 20W~30W(重さ 3.2kg~4.3kg)、
ローランドの小型アンプ「MOBILE CUBE」は5W(重さ 2.35kg)、
そして圧倒的に一番大きな音が出るはずのローランドの路上用アンプ「CUBE STREET」も5W(重さ 5.9kg)、

この値でそのまま考えると、スズキとローランドアンプは、ノートパソコンくらいかそれより少し大きいくらいの音量しか出ないという事になってしまいます。実際はそんな事は絶対に無く、ノートパソコンとは比べ物にならないほど大きな音が出ているはずです。

Bluetooth搭載の有無、リチウムイオン電池採用の有無によって変わるのか、
購入者に対してどうしてこれほど不親切な表記なのか、どうして統一してくれないのか、どうしてその表記についての説明がないのか、と、とても憤りを感じています。
技術の進歩で500gのスピーカーが3kgのスピーカーをはるかに超える音量を出せる時代になったのか、いやでもまさかそんな事が・・・と 考え込みましたが 調べていくうちに、
アンプ、スピーカーの大きさ、重さが今の時代でもやはり絶対的参考値で、「そんな魔法のような事はない」と悟りました。

ちなみに最近購入した Bluetoothスピーカー JBLのCharge4 (30W。重さ約1kg)という機種にて音量を確かめたのですが、
その音量は、自動車に標準搭載のステレオスピーカーより少し小さいくらい(音量MAX時での比較)、
カラオケ店の小部屋~中部屋で 多きすぎずちょうど良い音量で流すカラオケのBGMと同じくらい、
全力でハーモニカを吹いた時の音量(ハーモニカ紳士換算)より 少し大きい~だいぶ大きいくらい(元の音源のボリュームにも左右される)で、
路上演奏でも大規模なものでなければ十分使えるくらいの音量が出ると感じました。

・SUZUKIのハーモニカ用小型アンプ「SPA-03」
・ローランドの小型アンプ「MOBILE CUBE」、
・ヤマハの最新アンプ「THR10II Wireless / THR30II Wireless」は、
それと同じか、それより少し大きいくらいの音量が出て、
・ローランドの路上用アンプ「CUBE STREET」では、それよりも圧倒的に大きな音量が出るのではないかと 予想しています。

楽器用アンプがこのままのW(ワット)数の表記のままだと多くの人が全然音量が出ないと勘違いしてしまい売り上げにも大きく影響してきそうな気がするので、
楽器演奏用のアンプについては表記を、
例えば「BluetoothスピーカーのW数換算で30W」などを付け加えるなどして
ぜひ見直してほしいと思っています。

 

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