以前から気になっていた、Bluetoothスピーカー というものをようやく購入しました。
いろいろと種類があって迷ったのと、アンプとBluetoothスピーカーのどちらを買うべきか・・・ただアンプは小さくても 3kgという重量、Bluetoothスピーカーなら500g~1kg ほど、なおかつ充電可能なリチウムイオン電池・・・などと悩みつつ月日が流れていました。
最終的に選んだのは JBL Charge 4 (最大出力30W , 約1kg , 1Lのペットボトルや牛乳パックと同じくらいのサイズ。有線接続有り(3.5mmオーディオプラグ)。)という機種でした。
音量が大きく、少なくとも生音のハーモニカ演奏の伴奏として使用できるくらいの音量がありそう かつ、カラオケ店でマイク使用時のBGMとしても使えそうな音量のあるもの、携帯性にも優れているもの、なるべく品質が高そうなもの、
という候補を絞っていきました。
Bluetoothスピーカーでおそらく一番売れている Anker という会社の 、上記のCharge 4とほぼ同じスペックで価格は5000円ほど安い「Soundcore Motion+」
のどちらにするかもだいぶ迷いました。
同じJBLの「Flip 5」という機種(最大出力20W , 約500g ,500mlのペットボトルと同じくらいの大きさ。有線接続無し。 )とも迷いました。
評価としては、
音量的にはカラオケ店の小部屋~中部屋で、やや大きめの音量で流すBGMと同じくらいの音量が出て、生音のハーモニカのBGM音量としては大きすぎるくらい、マイクを使ったハーモニカのBGMとしても十分使えるという具合、
自動車のスピーカーよりは少し小さいくらいの音量という感じで、Flip 5の20Wという音量だと、カラオケ店でマイクと一緒に流すBGMとしては少しパワー不足だったかも知れない気もして、このサイズを選んで良かったと思っています。
デメリット、マイナス点としては、
Bluetooth 接続の場合は 遅延が結構大きく、
「ハーモニカ演奏や楽器演奏の映像と一緒に聴くと、映像に対して明らかにワンテンポ遅れて聴こえる」という点があり、
パソコンで動画編集時には映像と音が常時ズレるので、ごく簡単な編集時以外には使用できないという残念な点がありました。
JBLに限らずBluetoothスピーカー全般で同じことが言えるようです。
アニメや映画を見る場合はその点に注意して見なければ気付かない程度でした。
もう一つのデメリット、マイナス点は、
これは確実に誤算だったのですが、
有線接続で聴くと
「音の立ち上がりの1秒くらいが無音になる」という仕様で、
しかも最初の立ち上がりだけでなく、
「無音状態が数秒続くと次の音の立ち上がりも同様に最初の1秒くらいが無音になる」という形で、
これのせいで伴奏用BGMとしてもまともに使えず、動画編集時にも同様に使い物にならず、普通に音楽やラジオを聴く時にも不具合になる時もあるで、
結局Bluetooth接続で使うしかないようなもので なんのための有線接続なのかと強い憤りを感じるほどでした。
これもJBLに限らずBluetoothスピーカー全般で同じことが言えるようです(中にはそうならない機種もあるかも知れません)。
このような理由から、特に動画編集にBluetoothスピーカーを使用しようとしている人は、Bluetooth接続、有線接続のどちらでも使えないという状況になるので 要注意です。
Bluetooth接続はとても安定してくれているので、
伴奏用の場合はBluetooth接続すれば、おそらく問題なく使用できるのではないかと思っています。
スマホやノートパソコンのスピーカーに比べると低音がよく聴こえます。
同じ音量で聴いたとしても音質が良い感じがします。
あとは、これは購入前から予想していたのですが、
ハーモニカの生音とスピーカーの音では音の種類というか音の特性が違ってくるものがあり、
やはりスピーカーで流した伴奏に生のハーモニカ演奏では音に違和感があります。
例えるならカラオケで、たとえBGM音量を下げたとしてもマイク無しで歌うと違和感を感じるのと同じ感覚です。
これについては、30Wよりも12Wや20WのBluetoothスピーカーのほうが、もしかしたらハーモニカの生音との音の相性は良いかも知れません。
なので、ハーモニカの演奏用としては、
やはり最初から「アンプ」を購入して、マイクを通したハーモニカと、BGMをアンプから一緒に流して演奏する形がベストだと
確信した今回の一件なのでした。
このサイズ、大きさのBluetoothスピーカーで、エフェクト無しで良いのでマイクも接続できる機種が登場したとしたら
「神Bluetoothスピーカー」と呼べる存在だと思います。
YAMAHAから逆パターンのBluetooth接続可能、リチウムイオン電池搭載の「アンプ」という画期的な機種が昨年後半に登場していますが、
やはりアンプとして使用するにはこの重さになってしまうのかという重量、サイズ感になっています。