「eスポーツ」と「mスポーツ」。ハーモニカ演奏はある意味スポーツでもあるのかもしれない。

ここ1年くらいでブームの兆しをみせてきた「eスポーツ」というジャンル。
eスポーツとは、 Electronic Sports (エレクトロニック・スポーツ)の略です。

数年前に「ウメハラ」をはじめとする「プロのゲーマー」、「プロのゲームプレイヤー」という存在が話題になりましたが、
その「ゲーム」をスポーツして捉えたのが、「eスポーツ」という事になります。
日本ではこれまでは単純に「ゲームの大会」と呼ばれていたと思います。

日本ではゲームをスポーツとして扱うなんて・・という感情が生まれてしまいがちですが、
英語では、スポーツの「試合」を "Game" と呼ぶ事もあり、その言葉のつながりもあってか、日本よりも早くeスポーツというジャンルが受け入れられ確立されていったようです。

「ぷよぷよ」「テトリス」などのパズルゲームや、「ストリートファイター」などの格闘ゲーム、最新の戦略ゲームなどありますが、
その中で音楽ゲームでおそらく一番有名な「太鼓の達人」も、「eスポーツ」を代表するゲームを目指している状況のようで、個人的にとても応援しています。

そんな情報を見ている中 思いついたのが、
「eスポーツ」(エレクトロニックスポーツ)というジャンルがあるのなら「mスポーツ」(ミュージカル・スポーツ)というジャンルがあっても良いのではないかという考えでした。

楽器演奏も思いのほか汗をかく運動になり、特にハーモニカはその度合いが高いと感じています。
特に、最近よく練習している「ウィリアムテル序曲」や「オレンジブロッサムスペシャル」などのハイテンポの曲は、
演奏技術以外に「体力」という要素も必要になると感じていて、
疲れている時や夜寝る前などはとても吹く気になれなくて、特に速い吹き回しの部分などは自身のテンションが上がっていないと体が追い付かないという事もあり、果たして年を重ねていくにつれて激しいスポーツが出来なくなるようにこれらの曲も「吹けなくなる」のではないかと一抹の不安を感じたりもしています。

そのような事情から、ハーモニカ紳士は現時点で ハーモニカ演奏を「準スポーツ」扱いしています。
アクトスなどのスポーツジムでは エアロビクスなど、音楽に合わせてインストラクターと参加者みんなで行うエクササイズがありますが、
それのハーモニカバージョンがあったら面白いのではないかとも考えています。

サッカーをするにはサッカーをするための筋肉、野球をするためには野球をするための筋肉、のように
ハーモニカを吹く(吸う)ためにはハーモニカを吹く(吸う)ための筋肉、
その名も「ハーモニカ筋」を鍛えるつもりで、これからも吹いて(吸って)ゆこうと思います。

 

 

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