妙高山、火打山(新潟)登山&長野~北陸を車で旅して学んだ事、感じた事 etc...

2018年10月03日(水)、2018年10月04日(木)と2日間、新潟の山「火打山(2462m)、妙高山(2454m)」に登ってきました。
隣同士にある山で、2つの山の距離は徒歩 5~6時間くらいの距離です。

初日に笹ヶ峰登山口から高谷池ヒュッテ、火打山まで登り、そこから黒沢池ヒュッテまで進んでテント泊。
2日目は黒沢池ヒュッテに荷物を置いて小さめのリュックで妙高山まで登って、下りは長助池を通るルートで黒沢池ヒュッテまで戻って、そこから黒沢池を通って笹ヶ峰登山口まで下山という形でした。リュックは約17kgという重さでしたが、今回の山はだいぶ安全という事前情報もあったので気持ち的にはのんびり「ゆる登山」な気持ちで向かいました。
登山用ガスバーナーを山の上で初めて使って簡易料理をしてみるという今回の趣旨を無事達成できました。
これまでは 標高 約 1200m 約3000mという山を登ってきて、その間の 標高約2500mという高さの山頂は未体験で実際どんな感じなのか気になってもいたのでそれも体感する事ができました。

車でのアクセスもしやすく、危険個所もほとんどなく適度な体力度の山という事で人気の山のようで、年配のツアーの登山者が多かったです。
また、関東地方の小学校5年生たちが自然教室的な形で1学年全員(約150人との事)でちょうど1泊2日の登山に来ていて、高谷池ヒュッテや山道でその様子を見ていて癒されていました。登山中は出会った人と誰かとはちょくちょく話をするもので、今回も道中や初日の黒沢池ヒュッテの外のテーブルでの夕食時など、話をしました。
黒沢池ヒュッテの外のテーブルでのガスバーナーでの夕食時、ちょうど横に隣り合わせた人の良い60代のおじ様2人と山の話をいろいろさせてもらえたのが幸運でした。


「火打山、妙高山の登山地図」

今回の登山で学んだこと・感じた事

・短い日にちの間隔で登山を続けると1日中山歩きをしても筋肉痛にならない。
今回塩見岳下山の3日後に火打山・妙高山に登りましたが、火打山・妙高山下山後は1泊2日で1日中山歩きをしたにもかかわらず筋肉痛にならず、翌日も登山の疲れというものもそれほど感じず普通に過ごす事ができました。学生時代の部活でもテスト期間で1~2週間休んでから部活を再開すると、初日はすごく体力が落ちていて翌日も筋肉痛になるという事を思い出したりしました。
2週間も登らないと体力、筋力もだいぶ落ちてきて、1ヵ月も登らないとまたすっかり体力の落ちた状態に戻ってしまう。
登山を通して、登山にしぼって健康的な体を保ち続けるためには、せめて1週間に一度くらいのペースで山を登らないと行けない。
けれど、どの山に登るか、登る前の事前の準備なども考えると1週間に一度は結構キツイものがある・・という事で何か良い案がないか考えています。

ひとまずは、日頃している夜のランニング&ウォーキングを少し変えて、リュックにペットボトルの水を詰んで20kgくらいを背負って歩くという事をしています。
ドラゴンボールの少年期の悟空とクリリンの亀仙人の修行で、20kgの亀の甲羅を背負いながら日々の修行をするという内容があって、それをリアルに実践できていると思うと嬉しいものがあります。
ギリギリまで詰め込めば30kgくらいまでいけそうなので、徐々にその重さまでやってみたいと思っています。ただリュックの付加も相当なので山に登る前の時点でリュック壊れてしまわない事を祈っています。

 

・「登山→下山→温泉(銭湯)→コインランドリー、買い物→登山→下山→温泉(銭湯)→コインランドリー、買い物→登山」というループで、旅をしながら日本各地の山々を登り続ける事が可能。
今回、長野の南アルプスの塩見岳を登った後に新潟の火打山&妙高山を続けて登った際に、登り続けようと思えばこのループでエンドレスで各地の山登りを続けてしまえると実感しました。

 

今回の長野&北陸の車旅で感じた事、学んだ事

今回は長野県の訳あり別荘(何と破格の70万円、しかも普通に住めるくらいという)を見に行くという目標もありました。無事購入できた暁には1年くらいその別荘にこもろうか・・などと考えていました。
ちょうど電話で問い合わせた日の午前に、すでに他の人に決まってしまったという事で、残念だったような内心なぜかホッとしたような複雑な気持ちでした。
せっかくだったのでその足で 別荘地のある地方を車で走って、長野から新潟に入って 火打山、妙高山登山ののち、日本海へ抜けて、富山、石川と回ってきました。
200万円くらいで購入できてしまう別荘地はたくさんあるという事実もわりと最近に知りました。ただ200万円となると諸費用も込めるとおそらく250万円くらいになり、
相当の覚悟が必要になり 踏み出せないでいます。普通に住居を購入する事を考えるとそれでも相当の破格なのですが・・。賃貸と同じような感覚で考えれば 月3万円の8年ローン・・、月6万円の4年ローン・・。


・「フリードスパイク」(HONDA)という車種が旅における車としてかなり秀逸。

今年の2月に中古で購入したホンダの「フリードスパイク」という車。走行距離は11万キロとだいぶいっていましたが状態は概ね良好で、
総額46万円という このタイプの車では相当安価な価格で購入しました。

「登山」「旅」という要素を考えて、車中泊を前提とした車を探してネットで色々と調べていた末に見つけた車種だったのですが、
身長175cmくらいまでの人なら車内に布団を敷いて普通にぐっすりと眠れる広さで、
この車のコンセプト「This is 最高にちょうどいい」の通り、大きすぎず、小さすぎずのサイズ、
見た目も品があって、まさに探し求めていた理想的な車種でした。
調べ始めてからこの車種の存在を知るまでが長く、下手すると「タント」や結局車中泊とは全然無縁な車種を購入していた可能性もあって、本当に紙一重だったと思っています。

ちなみにフリードという車種は通常タイプと、この「スパイク」というタイプがあって、「スパイク」のほうを選ばないと後部座席をフルフラットにして車中泊することは出来ないので要注意です。

・フリードスパイク
・モビリオスパイク(フリードスパイク)の旧モデル
・2018年9月に登場した新型シエンタの2列シートモデル(フリードのライバル車。トヨタの自動車)

の3車種が、
フルフラット(後部座席を平らに収納できる)車中泊に最適なミニバンタイプの車での3択になります。

価格的には、

モビリオスパイク < フリードスパイク < 新型シエンタ

になると思います。(年式、状態にもよります)

さらに大きい車では「ハイエース」、軽自動車では、SUZUKI エブリイ や HONDA バモス 、ダイハツ ハイゼットなどもあります。
これらは 見た目的にどうしても「仕事用」という印象がありますが、別に構わないという人はこれらの選択も有りだと思います。


・「車中泊→スーパー銭湯(銭湯、日帰り温泉)→コインランドリー」というループで、旅をしながら暮らす事が可能。ゲストハウスよりも車中泊のほうがずっと快適(人による)かつ宿泊費0円という事実。
スーパー銭湯(日帰り温泉、銭湯)の料金が平均600円、コインランドリー&乾燥機が5日分の衣類で約1000円という計算で、1ヵ月合計 約24000円。
ガス代、電気代、水道代は0円。あれ?これって田舎の賃貸で暮らすのと同じかそれよりも安いくらいなのでは?と思い始めました。
場所を問わない仕事の人であればこのスタイルは断然あり、むしろこのスタイルのほうが断然メリットがあるのでは?と思いました。
場所を問う、問わないの中間的な 仕事である自分は どうするべきかと とても悩んでいます。

スマホのGoogle Map で「スーパー銭湯」「銭湯」「温泉」「日帰り温泉」などと検索すると周辺の施設が表示されて、ほぼ困らない距離には必ず入浴施設があると知りました。
コインランドリーは山間部、田舎のほうになると入浴施設に比べると数は減ってしまいますが、そうでなければ同様です。

ゲストハウスは平均1泊3000円とすると1ヵ月で約9万円。車中泊の場合は、ゲストハウスでの人との出会いという恩恵を受けられなくなってしまいますが、基本車中泊で月に2,3度だけゲストハウスを利用するという形も良いのではないかと思いました。毎日車中泊だと孤独がつのるという事もありそうで、毎日ゲストハウスだと結構精神的に疲れてしまうという事もあるのでちょうど良いバランスかもしれないです。
自分は相部屋で寝る事に気疲れしてしまうタイプなので、両方とも経験した上で、車中泊のほうがずっと快適でした。まだ真冬の環境での車中泊は経験した事がないので果たして真冬の車中泊でも快適と思えるかどうかと考えています・・。

・下道は街並みやその土地の雰囲気や道沿いのお店などが見れる楽しさがある。移動時間は高速道路の2~3倍かかる。
高速道路だと目的地に向かって一直線に、ひたすら走っていく形で、景色も高速道路両脇の壁があるためそこまでは見えない。
それに比べて下道だとその土地土地の雰囲気を感じながら車で走る事ができる。それだけでも癒さるものがあって 観光名所を回るより 自分にはこの形の方が合っていると感じる。
高速道路だと時速100kmくらいで進むのに対して、下道だと信号で止まる分も合わせると 時速 30km ~ 50km くらいで進む事になる。
なので高速道路を使うと大体2~3倍くらい早く目的地に到着できる。

 

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