音楽=魔法。楽譜=魔導書。楽器=魔道具。という発想。

音楽=魔法

音楽のジャンル=魔法の属性

曲=各魔法(ドラゴンクエスト、ファイナルファンタジーなどで例えると、ホイミ、ベギラマ、スクルト、ファイア、ヘイスト、ホーリーなど)

演奏者=術者(魔法使い)

楽器=魔道具(ゲームで例えると杖や水晶やタロットなど)

楽譜=魔導書

演奏=魔法の詠唱 兼 発動

 

現実的に考えると「ステータス・状態変化形の魔法」という位置づけで、
FF5の吟遊詩人の「うたう」というジワジワステータスが上昇していくアビリティに一番近いかもしれませんが、

音楽=魔法という発想がここのところ思い浮かび続けています。
ダイレクトに感情にくるというか、例えば新幹線の出発する時の短いメロディでも、心に何か一気にくる時があります。

元気が出たり、(心の)傷を癒されたり、集中力が上がったり、悲しい気分、空虚な気分、幸せな気分になったり、
逆に自分の属性と違う音楽だと聴くと気分が悪くなってしまう事もあり、
術者の放つ魔法(音楽)の属性とかける相手の属性が合うと最大限の効果を発揮するというあたりも、
ゲームの魔法を連想してしまいます。

ゲームによっては魔法を使うためには魔導書が必要で、
けれどその魔法をマスターしてくると魔導書無しでも唱えられるようになったり、
同じ魔法を使い続ける事で習熟度が上がってより強力になっていくというあたりも、
最初は楽譜(譜面)を見ながらでないと吹けない曲も、深く練習するほど楽譜無しで吹けるようになり、
やがて暗記、無意識なレベルでも吹けるようになって、さらに練習するほど完成度も上がり、自分なりの小さなテクニックを取り入れたりアレンジを加えたりと、その曲をさらにマスターしてゆく・・・という部分ととても似ていると感じます。
魔導書(楽譜)さえあれば多彩な魔法が使える(曲を演奏できる)魔導士(奏者)、魔導書無しでも多彩な魔法が使える大魔導士、
魔導書(楽譜)無しで吹ける曲が数曲、魔導書があれば吹ける曲がある程度まで増やせられるハーモニカ紳士という術者・・。

ハーモニカ吹きという立場で考えると、
ハーモニカという魔道具で魔法を唱える術者(魔法使い)という感じです。

 

曲=各魔法については、
例えば「ウィリアムテル序曲」は、
修得難度 LV.77 の魔法で、何となく神聖さも感じるクラシック曲という事もあって
FFに例えるなら「ホーリー」くらいの位置づけを想像しています。(オレンジブロッサムスペシャルは「メテオ」くらいな位置づけです。)

そしてハーモニカ紳士はその魔法(ホーリー)を魔導書無しで発動できるようになってきている、強力な魔法を一つ粗削りながらも修得し、熟練度を高めている状態です。

例えばこの1曲だけマスターして、海外の路上などで吹いて回ったらどうなるだろう、
同じ土地にとどまって1曲だけを吹いていたら、だいぶしつこい人と思われる恐れがありますが、
各地を吹いて回れば聴いている人は毎回全く違うので、そんな感じでやってみたらどうなるのだろうとも想像しています。
吹きこなせた時の 聴いてくれている人たちの反応は、
この曲の主である「バディ・グリーン氏」がすでに動画で、カーネギーホールの2000人くらいの観客がスタンディングオベーションするくらいだという事を証明してくれています。

例えるなら、他の魔法を飛ばして 序盤でいきなり「ホーリー」だけ覚えた白魔導士という、
かなり かたよったステータスのキャラでの冒険です。
ですがこういうゲームバランスの崩れたゲーム(ファミコン版のFF2など)が個人的にはとても心躍り一番面白かったです。

「この素晴らしい世界に祝福を!」というアニメで、
「めぐみん」という魔導士がいるのですが、他の魔法は全て捨てて爆裂魔法のみに全てをかけて、爆裂魔法の威力上昇に全てを注いでいるというキャラで、でもそれだからこそ魔王の側近というクラスの強敵を倒すことが出来たというあたりも、見ていて何か通じるもの、感じるものがありました。

ハーモニカ紳士自体 ゲーム脳が強く、下手をすると中二の病と言われても仕方ないくらいなのですが、

同じようなゲーム脳の人や、中高生でハーモニカを吹く人がこのようなイメージを持ってモチベーションを上げてくれたら幸いです。

その曲が吹けるようになる=その魔法を習得する

です。

 

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