上記の画像の通りの結果となりました。


~その日の指笛の音、習熟度~

以前にスマホアプリの騒音測定器を使用して、
ハーモニカの音量や、サイレンサー付きハーモニカ「シノビックス」の音量比較の動画をUPした事がありましたが、

どうも最大音量のほうの測定が怪しかったため(一定の音量を越えるとアプリでは計測不可、またはスマホ本体のほうで入力感度を自動で下げる機能が働くためと予想)

今回はAmazonで騒音測定器を購入してテストしました。上限が130dbまでがほとんどという中、135db(デシベル)まで計測できるというタイプのこちらの製品を購入しました。
(サンワサプライ デジタル騒音計(騒音・温度 計測可能) 小型 CHE-SD1)

 

先日の記事で「指笛」の練習を改めて始めたと書き、
その後試行錯誤して徐々に吹けるようになってきて、
13日目にして「爆音」と呼べる音を出せるようになり、
これはもしかしたら10穴ハーモニカを全力で出した音よりも大きいのではないかと思い、その比較も兼ねて今回のテストを行ないました。

 

10穴ハーモニカの種類は、

H:ハープマスター(SUZUKI)

SP20:スペシャル20 (HOHNER)

卍:マンジ(SUZUKI)

です。

 

低音域と、
⑥(6番穴の吸)、
高音域の一番大きく音が出そうな位置を単音で吹いたり和音で吹いたり、
の3パターンで、
それぞれ「超全力」の音量です。

測定距離は、
3m、
50cm、
1m(指笛のみ。50cmで測定値上限に達したため)、
2m(指笛とハーモニカの⑥)、
の4パターンです。

 

録音環境は 10畳ほどの広さの「室内」です。

 

【考察】

測定器の精度が±2dbという事で、
ハーモニカの機種ごとの音量と、
3mの距離でのハーモニカと指笛の差は、
誤差の範囲と言える差ですが、
音を出している側の体感的には、
ハーモニカより指笛のほうが大きく、
ハーモニカの音量的には、卍:マンジ(SUZUKI)が一番大きく感じました。

 

ハーモニカでは50cmと3mで測定値に3~5dbくらいの差しか出なかったのに対して、
指笛では50cm~1mで135db越え、2mで134db、3mで118.7dbと距離によって測定値が下がっていった点と、
3mの距離で指笛とハーモニカの測定値の差がほぼないくらいになった点から、
屋外での測定や、
5m、10m、20m、50m、100m、200m、500mなどの距離となると、
ハーモニカと指笛の音の届く距離がどうなるのか、またそこに大声との比較的も加えるとどうなるのかなど、
とても興味深いと感じました。

距離2mのハーモニカは、
翌日に再度ハープマスターとMANJIで測定しました。
この時は高音域よりも⑥のほうが大きな測定値が出ました。(高音域はたしか117dbほど。)
また⑥を普通に出すよりベンドして出している時の音のほうが大きい値になりました。

そして、その時に気付いた重大な事が、
今回使用の測定器では 118.7db より大きい音になると、
118.7dbで止まるか、一気に130以上(試した限りでは130.5) まで飛ぶという事でした。

なので、 118.7db という結果の音に関しては、
測定値が正確に測れなかったということになります・・・
118.7dbという値が出た音
(3mの指笛、50cmのハープマスター高音域、2mのマンジとハープマスターの⑥吸)
に関しては、
118.7以上 130以下 という事になると予想されます。
120db だったかもしれないですし、125db や 128db だったかもしれないです。

ただ、3mの指笛は118.7dbまではすぐに達して、そこから中々それ以上を出すことが出来なかった点と、
2mのマンジとハープマスターの⑥吸は116db、117db、118dbと何度も吹いてようやく118.7dbに達した事から、
3mの指笛は125db~128dbくらい、
2mのマンジとハープマスターの⑥吸は119db~121db くらいの間ではないかと予想しています。

 

測定値では現せないものもあるのかと、
測定器の位置に実際に人に立って聴こえ具合の比較をしてみるテストも価値がありそうだと感じました。

 

また、もう一つのテストとして測定器に触るくらいの距離でハーモニカを強く吹くと、上限の135dbまで達しました。
以前に行なったスマホアプリでの測定では同様の方法でも、89db までしか達しなかったため、
今回の測定で、ハーモニカでも近距離~2mくらいの距離でなら120dbくらいの大音量を出せるという事が分かり喜びを感じています。

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